P男、茂木健一郎さんの「本番に強い脳をつくる 」を読む
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読んだ本のご紹介。
先日、図書館で茂木健一郎さんの
「本番に強い脳をつくる 」を借り読んだ。
茂木健一郎さんの本は数冊読んだことがあるが、大変読みやすく新社会人におすすめできる内容である。
内容について日頃から感じているものもあれば、その通りと思うものもあり気づきのある本であった。
「緊張」はどこからやってくるのだろうか。
本書では、
「結果を出さなくてはいけない」という強い思い込みやプレッシャーと紹介し、また、そこから自分を解放するべきと説明している。
数年前、営業で思うような成果が出せず悩んでいた。その時に、サッカー日本代表の長友選手の言葉に感銘を受けた。
長友選手がインテルに入り、レギュラーに定着し始めたころであったと思う。
当時は本田選手の図太さが取り立てられていた中、スポーツ番組のインタビューで長友選手はこう語った。
「カンビアッソさんのような超一流選手ですらミスをしてるのに、自分のような無名の選手にメンタリティもなにもないですね。無になってやってます。」
※カンビアッソ:レアル・マドリード、インテルで活躍したアルゼンチン代表選手。
正確には覚えていないが、そんなことを言っていた。なるほど、長友選手は「無」になってフィールドを駆け巡り、得点のチャンスに絡み、ピンチの時にはいち早く自陣に駆けつけているのだなと納得した。
自分に置き換えると、P男は世界のフィールドで活躍していないし「無」になる程、集中してないなと思った。
これまでは
「商談での失敗をしたらどうしよう」
「この人、怒ったら怖そう」
とゆうような、ことを考えていたが
長友選手のインタビューを見て、自身のスタンスが変わり、過剰に失敗を恐れないようになった。
(こうして書くと、かなり単細胞だ。)
すっかり、長友選手の話になってしまったが、本書の印象に残った部分をご紹介したい。
あなたは覚えてないかもしれませんが、赤ちゃんのときハイハイから立ち上がるまでは平均して200回も失敗しているのです。
こんなに失敗しているにもかかわらず、あなたは「もうやめよう」と思わなかった。
子供の頃は平気で失敗していたし、「うまくなりたい」「できるようになりたい」という思いが強かったから、いちいち気にしていませんでした。失敗を失敗とも思っていない。
そういう意味では、子どもは「失敗の天才」とも言えるでしょう。
失敗とは、言葉を換えて言えば、「うまくなるための一つのプロセス」なのです。
今回は、茂木健一郎さんの「本番に強い脳をつくる 」をご紹介した。
皆さんは、何かの発表やプレゼン、テストや試験と言った「本番」に強いだろうか?